ニュース2023.05.18
第61回ミラノサローネ国際家具見本市(ミラノサローネ)が4月18日から23日までの6日間、伊ミラノのロー・フィエラで開催された。日本からは、カリモク家具、マルニ木工、リッツウェルが出展。隔年開催のエウロルーチェ(サローネ国際照明見本市)には「STUDIO ROW」、Ambientecが初出展した。
「サローネ国際インテリア小物見本市」、オフィス商材が集まる「ワークプレース3・0」、サステナビリティーに特化した「S.プロジェクト」、35歳以下の若手デザイナーが出展する「サローネサテリテ」が併催され、2000を超える展示の34%は、国外37カ国から参加した。来場者は6日間で181カ国・地域から30万7418人(前年比15%増)を記録。バイヤーや業界関係者のうち、国外からの来場者は65%を占めた。国別では中国からの来場者数がトップの座を奪還、次いでドイツ、フランス、米国、スペイン、6位のブラジルとインドが同数だった。
パンデミックにより昨年は6月開催となったため、4月に開催されるのは4年ぶり。ロー・フィエラの会場やITシステムの環境は大きく変わった。ミラノサローネ初の女性代表となったマリア・ポッロ氏は「来場者を中心に据えた新しい形で会場を再設計し、さらに永続的な価値を創造することで期待以上の結果を出すことができた」とコメントしている。
今回、サローネ会場は、1階ワンフロアのみの見本市に生まれ変わった。エウロルーチェはリング状に見やすくレイアウトを一新された。会場設営には多くのリサイクル材料が使われ、持続可能なイベント運営のためのマネジメントシステム規格であるISO20121認証も取得するという。公式アプリが刷新され、会場内の道順を円滑に見つけることができる「wayfinding」や、QRコードを利用して出展企業と来場者を名刺なしでマッチングできる新機能も装備された。
来年は4月16日~21日までの開催を予定している。
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