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★タンスのゲン新社長に橋爪裕和氏 新経営体制でさらなる成長目指す

新社長に就任した橋爪裕和氏
タンスのゲン本社

 タンスのゲン(福岡県大川市)は3月31日、同社代表取締役の橋爪福寿氏が4月1日付で取締役会長に就き、後任に常務取締役の橋爪裕和氏が昇格するトップ人事を発表した。同社の企業理念「Design the Future」を引き継ぐ形で新経営体制に移行することで、変化の激しい社会情勢に対応したスピーディーな経営判断に努め、さらなる企業成長を推進していくためとしている。
 橋爪裕和氏は福岡県大川市出身。2012年に同社入社。各事業部の責任者を歴任し、13年常務取締役に就任。仕入れから販売までの事業全体に携わりながら、地元企業との連携や海外展開、DX推進などに取り組んできた。
 同社は1964年に家具製造販売会社として創業。2002年に家具・寝具・家電のネット通販をスタートし、楽天市場、Amazon、ヤフーショッピングなどのECモールで事業を展開。取扱商品の95%を自社で企画開発製品している家具・インテリアのD2Cブランドとして国内外に展開し、2022年の売上額は243億9千万円。
 会長に就任した橋爪福寿氏は、ネット通販事業創業から約20年にわたって同社の経営を牽引してきた。
 ◆新社長に就任した橋爪裕和氏の話 当社は20年前にネット通販事業を立ち上げて以降、多くのお客さまからの支持をいただきながら成長を続けてまいりました。昨今のコロナや為替など当社を取り巻く事業環境は決して楽観的なものではありませんが、当社の強みである「商品価値」や「顧客体験(CX)」の高さを最大限に生かし、人々の暮らしの未来をデザインするような、ものづくりを通じて持続可能な社会の実現に貢献することを目指してまいります。

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