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★【Hawa Expo ホーチミン輸出家具見本市】日本人はどう見た

海外市場開拓の場として期待
馬場家具 代表取締役社長 馬場万亀彦氏

 「日本市場以外の所にどう進出するか」が社の重要なミッションです。現在、ベトナム工場の生産の約4割が馬場家具以外の売り先です。円安などの経済状況に対応するために、いかに海外市場を開拓するかを考えています。
 昨年ベトナムに1万平方㍍の新工場を稼働させました。経済が発展しているこの国では、安く作ることよりも、良い製品をいかに高く買っていただくかが大切だと思っています。家具は国によって要求されることが違うので、他の東南アジア諸国連合(ASEAN)各国、欧米に展開するためのリサーチの場としてHAWAに期待しています。

バイヤーが望む工場を選べるかが重要
フィールドアロー代表取締役 矢野雅也氏

バイヤーが望む工場を選べるかが重要
フィールドアロー代表取締役 矢野雅也氏
 工場見学ツアーに参加しました。アンクンでは日本人担当者もいて、具体的に技術的な話をすることができ、有意義な時間でした。以前から存じていたMOC LUCの工場を見ることができ、藤野社長の家具作りの考え方が分かり、今後具体的な話が進められそうです。バイヤーそれぞれの要望に対し、的確な工場をセレクトできるかが重要だと思います。
 会場の印象は、会場全体のデザインディレクションのレベルの高さが、これまでの展示会とは一線を画している印象でした。各メーカーの商品の大きさが欧米市場向けのものが多く、日本の住宅事情には向かないものが多かった印象です。ターゲット市場ごとに会場全体を区分けするのもいいかもしれないな、と思いました。これからのHAWAの展開、発展に期待したいと思います。

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