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★【Hawa Expo ホーチミン輸出家具見本市】デザイン力を強化し環境に配慮した家具作りを チェアマンに聞く日本市場への期待

HAWAチェアマンのグエン・コック・カーン氏

 ―HAWA初開催、今のお気持ちは。
 楽しみで興奮しています。これを機に、今後1年のベトナム家具業界の成長に期待しています。新型コロナウイルスの感染拡大で、この3年、海外バイヤーの訪問がなくなり、国内企業の仕事も低迷しました。再び軌道に乗るように尽力します。
 ―家具産業はベトナムでどういう位置づけですか。
 国の重要な産業です。昨年は木製家具150億㌦を輸出しました。輸出額は世界で4位ですが、近いうちに2、3位になると思います。政府も強い期待を寄せています。ベトナム家具の強みは価格と供給が安定していることと、ベトナム人に技術力があることです。今後、デザイン力を強化し、環境に配慮した家具作りも進めないといけません。
 ―日本市場への期待はいかがですか。
 日本向けには高い品質が求められます。日本に輸出できたら全ての国に輸出できると思っています。良い木材を使った家具の需要が高いので、その戦略が必要です。
 ―今後、HAWAをどう展開していきますか。
 今回は輸出を意識した展示でした。年末には国内のスタートアップ企業の展示会を開きたいです。若い世代のデザイン力をお見せできる見本市にしたいと思っています。

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