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★一人暮らしでこだわった家具トップは「ベッド・寝具」 AlbaLinkが調査

 不動産売買のAlbaLink(東京都江東区)はこのほど、一人暮らし経験者500人を対象に「一人暮らしをする際にこだわった家具・インテリアに関する意識調査」を実施し、その結果を発表した。それによると▽一人暮らしをする際にこだわった家具・インテリアのトップは「ベッド・寝具」▽購入は「大型家具店」▽家具・インテリア選びで重視したことは「価格が予算内」―をあげた人が多数を占めた。
 調査は今年1月16日~19日に同社が運営するネットサイト「訳あり物件買取プロ(https://wakearipro.com/)」で実施された。有効回答数は500人(女性325人/男性175人)で、回答者の年齢は30代(36・6%)が最も多く、20代26・2%)、40代24・6%)、50代9・4%)などの順。
 同社が発表した調査結果は次の通り。

 ■大型家具が上位占める

 「一人暮らしをする際にこだわった家具・インテリア」を聞いたところ、1位は「ベッド・寝具(144人)」。2位「テーブル(104人)」、3位「ソファ(91人)」が多数を占めた。このほか4位「照明」、5位「棚・収納用品、6位「カーテン」、7位「椅子」、8位「デスク」―の順だった。
 1位「ベッド・寝具」をあげた人の任意回答では「睡眠の質を上げて快適に過ごすため」こだわった人が多かったほか、一人暮らしのワンルームなどで「圧迫感がないベッド」、「空間を広く使えるロフトベッド」を選んだとする回答も。
 2位「テーブル」では「食事や大学の課題など、テーブルを使う頻度が多いと感じたから(20代男性)」、「ガラス製のテーブルがほしかった(30代女性)」などデザインへの志向も目立った。
 3位「ソファ」では「大きく、部屋の雰囲気を左右する家具なので、何店舗も回ってカラーなどを慎重に吟味した(20代女性)」、「くつろぐための必須アイテムだと思っているので、座り心地やデザインなど好みのものにこだわった(40代男性)」などの回答が寄せられた。

■価格と色・デザインを重視

 購入した場所を聞いたところ、1位は「大型家具店(71・0%)」、2位「通販・ネット通販(17・8%)」、3位「ライフスタイルショップ(13・4%)」、以下「ホームセンター6・4%」、「家具店4・8%」、「インテリアショップ4・0%」の順だった。
 また「一人暮らしの家具・インテリア選びで重視すること」を聞いたところ、1位は「価格が予算内(53・8%)」、2位「色・デザイン(52・4%)」と答えた人がそれぞれ半数を超えた。このほか3位「機能的・使いやすい」、4位「耐久性が高い」、5位「ほどよいサイズ」、6位「扱いやすい」、7位「品質の良さ」―の順だった。
 価格を重視した人の任意回答では「学生でお金がなく、また社会人になった時に買い換える可能性を考慮して安価なもので揃えた(20代男性)」、「親の負担が大きくならないよう価格に気を使った(30代女性)」などの回答があった。
 2位の色・デザインを重視した人からは「毎日の気分を上げたいので、おしゃれな空間にしたかった(20代女性)」、「いつも目にするインテリアが安っぽいと気分が落ちるので、重厚感がありつつ洗練されたデザインのものを選んだ(40代女性)」などのほか、色・デザインの統一感を心掛けるとした回答も目立った。
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 調査結果について同社では「一人暮らしに当たって使用頻度の高い家具にこだわって選んだ人が多数。部屋の中で目立つ家具にはこだわりたいと考えている人も多かった。こだわりポイントとして価格をあげた人が多かったものの、ただ安ければいいというわけではなく、安いけれど機能性のよいもの、安くてもオシャレなものを探した人が多くなっている。費用を抑えたい人は、リサイクルショップやフリマアプリで探すのもおすすめ」としている。
 ◇調査の詳細は訳あり物件買取プロ

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