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★【年頭所感】森林活性化に向けて 家具新聞社代表取締役 小田部 亨

 明けましておめでとうございます。
 令和5年はどのような一年になるのでしょうか。
 円安に歯止めがかかるかどうかは、まだまだ未知数ですが、各メディアは期待感を込めて「景気は回復傾向に」と予想しています。
 しかし新聞業界を見ると、用紙代や電気代、ガス代などの値上げが印刷に集約され、一般紙はもちろん、専門・業界紙も購読料金の値上げを予定しています。値上げ幅は一般紙で700円前後と言われています。その結果、どれほどの部数がなくなることやら…。
 家具新聞はどうなる? もちろん当面値上げはいたしません! 購読料金の値上げよりも優先すべき案件が控えているからです。
 まず、日本各地の新聞社(全国紙や県紙または地域紙)と提携して各県またはエリアごとに「森林活性化シンポジウム」を開催する計画を進めています。
 シンポジウムに合わせて、その対象エリアで育った木材を利用して作られた木材製品・工芸品・日用道具。そしてもちろん家具などの展示会も開催します。
 開催エリアが決まりましたら家具新聞で告知しますので、エリア内の家具・インテリアなどを扱う関連団体・会社・個人の皆さまの参加を募集します。
 展示費用については、既に地方自治体に交付されている「森林環境譲与税」を活用して「無料」を原則とします。
 そしてもう一つ。
 コロナによって開催の中止や規模の縮小されていた内外の家具・インテリア関連の展示会の復活に合わせて、これまで以上の詳細な記事を掲載していきます
 今年ベトナムで開催される家具展示会に際して、視察旅行を実施する計画も進んでいます。より多くの海外展示会への視察旅行を企画・実施しますので、ぜひご参加ください。
 家具新聞社はこのたび、転職情報大手のマイナビと提携して、林業関連業界への転職情報に関するイベントを実施することになりました。
 このイベントは、前記の「森林活性化シンポジウム」を主な舞台として展開する予定ですが「家具業界への転職」という路線にもチャレンジする予定です。どうかご期待ください。

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