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★家具サブスクサービスのCLAS、相模原市とSDGs推進へ連携協定

連携協定を締結したクラスの久保裕丈社長㊧と本村賢太郎相模原市長

 家具・家電などのサブスクリプションサービスを行っているクラス(東京都目黒区)は12月6日、神奈川県相模原市と「SDGsの推進に向けた連携協定」を締結した。協定は①廃棄物の削減②循環型社会の推進③森林資源の活用④地域経済の振興⑤サーキュラーエコノミーの普及―を目指した取り組みを同市とともに進めていくというもの。その第一弾として、市民のサービス利用料を割り引くとともに、相模原市の森林保全の取り組みに利用料の一部を寄付するとしている。
 同社では、個人・法人向けに家具、家電、ベビー用品などをレンタルするサブスクリプションサービス「CLAS(クラス)」を運営している。このサービスは32カテゴリー1200種類の商品をECサイトから手軽にレンタルでき、返却や交換もできる。返却された商品は修繕やクリーニングが施され、次の顧客に提供されることで、これまで4万点以上の家具・家電が廃棄されることなく再利用されてきたという。
 今回の協定により、相模原市民および市内事業者がCLASに新規会員登録してサービスを利用すると、月額利用料5%割引の特典が受けられる。
 同社は「所有しない利用」を促進することで廃棄物の削減につなげるとともに、月額利用料の一部を相模原市の森林保全に寄付。市では間伐や枝打ちなどに活用するとしている。
 CLASの詳細はhttps://clas.style/

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