ニュース2022.08.03
コイズミファニテック(大阪市中央区)は、4月に就任した若林俊宏社長の新体制の下で、小泉産業グループの方針であるSDGs(持続可能な開発目標)と連動し、総合デスクメーカーとしてさまざまな世代やライフスタイルに向けたデスクを提案している。
2023年型の新商品は、「働く」「学ぶ」「遊ぶ」に対応した大人向け新シリーズ「ULTAGE(アルテージ)」。多様化する働き方に対応するとともに、ゲーム、動画観賞、オンラインでも習い事など趣味の時間を楽しみたい人、パソコン環境を快適に整えたいクリエーターやエンジニアなどの多様な用途に対応している。
既存シリーズでは、ハイベッドタイプの「ビルトコンポ」を4年ぶりにモデルチェンジ。インテリアに調和する2色を新たに加え、幅広い年齢層に対応した。
23年型デスク商戦に向けては、デスクをはじめ椅子、ランドセルラック、デスクマット、カーペットなど計340種類の品ぞろえで臨む。販売目標台数は学習書斎デスク6万台、椅子9万台を見込んでいる。
「アルテージ」は、同社初の電動昇降にも対応。事業本部商品部部長の池原慶介氏は「座る時間が長くなると健康面でのリスクが大きくなる。欧米では電動昇降デスクが普及しているが、日本はまだこれから。立ち作業を取り入れることは、腰痛の予防にもつながる。さらに、人それぞれの最適な天板の高さに設定することができる」とメリットを話した。
誰でも「快適」に
ユニバーサルデザインの視点で
アルテージは、SDGsのゴールの一つ「働きがいも 経済成長も」の達成に向けて、あらゆる人々のテレワークや学習環境を快適にサポートすることをコンセプトに開発された。ユニバーサルデザインの原則である▽誰でも公平に使える▽使う上で柔軟性がある(自由度が高い)▽体への過度な負担を必要としない―の視点を考慮した設計で、快適な「働く」「学ぶ」「遊ぶ」をサポートする。
デスクは、天板固定タイプがフラットデスクとコーナーデスクの2機種、電動昇降タイプが天板形状がラウンド、フラット、L型(左、右)の4機種、計6機種から選べる。全ての天板にホワイトオークを使い、重厚感のある作りになっている。
電動昇降タイプは、メモリー機能付き操作パネルで、高さ630㍉から最大1280㍉まで無段階で設定できる。高さが表示され、作業内容や体に合わせて的確な高さに設定できる。
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