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★繭をモチーフに和モダン照明 ディクラッセ、越前和紙のテーブルランプ発売

OHテーブルランプ

 照明器具デザイン・製造・卸のディクラッセ(東京都台東区、電話03・3876・6610)は2月3日、越前和紙を使用した「OHテーブルランプ」を発売した。繭(まゆ)をモチーフに日本古来の美を表現。和紙や養蚕の伝統的な日本のものづくりに敬意を表して制作したとしている。
 開発に当たり同社では、繭のような流線形の美しい形状に仕上げるために試行錯誤を繰り返した。
 またシェードの素材に、さまざまな和紙を取り寄せて理想の灯りを追求した結果、越前和紙の繊維が絡み合い温かみのある生成色が、繭の繊細な美しさに通じることから採用したという。
 新製品の特徴について同社では、越前和紙のシェードを透したオレンジ色の光と陰影のコントラストが空間を演出。また和モダンのデザインが、リビングや寝室、和室など幅広く馴染み、使い勝手が良いことなどをあげている。
 同社代表取締役でデザイナーの遠藤道明氏は「繭には子供のころから神秘を感じていた。不思議な生物が糸になってゆく過程に儚さや健気さを感じた。そんな儚さが真面目に生きる日本人の姿と重なり、繭と日本の美をテーマにデザインすることにした」と語っている。
 同社は「光が生み出す癒しの影をデザインする」をコンセプトに、照明をメインとした製品のデザイン、製造、販売まで一貫して行っている。直営店「lux di classe(ルクス・ディクラッセ、東京都台東区)」のほか、WEBショップでも照明や家具インテリア商品を販売している。
 製品の詳細はhttps://www.di-classe-onlineshop.com/oh_tl

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