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★ファッションブランド「BAPE」とコラボ 天童木工が低座イスなど3製品発売

BAPE ABC CAMO×低座イス
BAPE ABC CAMO ×ロッキングチェア

 天童木工(山形県天童市)は1月31日、ファッションブランド「アベイシングエイプ(BAPE)」とのコラボレーションによる低座イス、スポークチェア、ロッキングチェアの3製品の販売を開始したと発表した。
 同社によると、これらの製品にはBAPEの代表的ファブリック「ABC CAMO」のグリーンが張地に施され、国内および海外向けに販売が予定されている。また、コラボレーションを記念して両社のダブルネームが記されたタグが付属されている。
 BAPEは、ノーウェア(東京都渋谷区)が展開するファッションブランドで、1993年のブランド設立以来、ストリートファッションのシンボル的存在として28年にわたってシーンを牽引してきた。日本国内のほか米国、英国、フランス、中国、アジア諸国に店舗を展開。またファッション、アパレル以外の分野ともコラボレーションを積極的に展開しているという。
 新製品の概要は次の通り(価格は税込み)。
 ◆BAPE ABC CAMO×低座イス=建築家・坂倉準三氏が設計した空間用に坂倉準三建築研究所の所員がデザイン。和洋を問わず暮らしに溶け込むジャパニーズモダンを体現したようなデザインが特徴。サイズは、幅550×奥行き683×高さ650㍉。座高290㍉。価格は11万円。
 ◆BAPE ABC CAMO×スポークチェア=日本の生活習慣に合うように設計された豊口克平氏デザインのリラックスチェア。低い座面とスポークの背もたれが開放感のある空間を演出。座面の裏側は、継ぎ目の無い楕円形の成形を可能にする天童木工ならではのエンドレス成形技術が使われている。幅810×奥行き687×高さ830㍉。座高340㍉。19万8000円。
 ◆BAPE ABC CAMO×ロッキングチェア=天童木工のインハウスデザイナーだった菅澤光政氏デザイン。肘掛け部分以外継ぎ目のない一体成形のサイドフレームは、高いデザイン性と堅牢性を実現。また、肘掛のカーブは局所的に厚みを変える「不等厚成形」の技術を用いている。幅582×奥行き853×高さ930㍉。座高428㍉。14万3000円。

BAPE ABC CAMO ×スポークチェア
BAPE ABC CAMO×低座イス
BAPE ABC CAMO ×ロッキングチェア

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