ニュース2021.12.14
倉田裕之建築・計画事務所(東京都品川区)はこのほど、同社製品の大型壁面収納「Shelf(シェルフ)」の転倒防止と、高さ調節を可能にする「フィラー板」の提供をオプションサービスとして開始した。これにより壁に傷をつけずに大型壁面収納の転倒防止が可能になるとしている。
同社によると、Shelfは既成品としては珍しい最大2・4×2・4㍍の大型サイズで、収納量が大きな特徴だが、地震の際の転倒リスクを懸念するユーザーも多く、これまでは壁への固定を勧めてきた。しかし、賃貸住宅では壁に傷をつけられないという問題がネックになっていた。
今回、提供を開始したフィラー板は、Shelfの縦材の上部と天井の間にはめ込むことで天井との隙間を埋め、突っ張り棒の役目を果たして収納棚の転倒を防ぐもの。
フィラー板は天井との隙間を埋める高さ調整材としても利用できるため、将来転居した場合も新居の天井の高さに合わせてフィラー板を作成し直すことで、新居でも造作家具のようなぴったりサイズで引き続き利用できる。また、Shelfを壁に接しない室内中央に間仕切りのように使いたい場合にも適しているという。
転倒防止フィラーサービスの価格は1万5000円から。収納棚の幅(縦材の数)に応じて価格は変動するとしている。
詳細は https://www.margherita.jp/shelf/overturning.html
★【2025飛騨の家具 飛驒産業】「森のことば」に次ぐ国産広葉樹を活用した新作
ニュース2025.06.30
★【2025飛騨の家具 シラカワ】デザイン性と実用性を兼ね備えた「進化系チェア」
ニュース2025.06.30
★「日本の家具」の未来を語る 飛騨の家具フェスティバル トークショー
ニュース2025.06.30
【銀座英國屋 ・小林英毅社長 後継者へのメッセージ⑨】後継者の就職先は自社を推奨
ニュース2025.06.30
★収納ベッド6割が「満足」だが課題も山積 インテリアオフィスワン調査
ニュース2025.06.30