ニュース2021.11.04
カリモク家具は、IFFT/インテリア・ライフスタイル・リビング(10月18~20日)で、13種類の国産材(広葉樹8種類、針葉樹5種類)を使った家具を一堂に展示して注目を集めた。
2年ぶりに開催されたIFFTでテーマを国産材に絞ったことについて、営業推進部常務取締役の山田郁二氏は「環境やサステナブルなものに対して一歩踏み出すために、全社的にまとまって今回の展示が実現した」と話した。
改正木材利用促進法の施行によって民間の一般建築物まで対象が広がり、輸入材の高騰も相まって国産材の注目度が高まっている。
今回のカリモク家具の展示は、家具業界の国産材利用が新たな段階に入ったことを示す、時代を画する象徴的な展示となった。
カリモク家具は、ナラやクルミ、クリなどの広葉樹8種類とヒノキやスギ、ヒバなどの針葉樹5種類、合わせて13種類の木材を使った家具を一堂に展示した。藤森泰司氏がデザインした新作「omi(オオミ)」チェアもナラ、ケヤキ、イチイガシなどを使って展示した。
ブースのデザインはデザイナーの熊野亘氏。環境と、ソフトで新しい企業イメージをペパーミントグリーンで表現した。床は貼らずに、廃棄物も抑えたという。
「里山にはいろいろな樹種があり、少量多品種になるので、家具には向かないという声もあったが、家具にすることで里山に資金を回そうという流れを一度提案したかった」と営業推進部常務取締役の山田郁二氏は今回の展示について説明した。
カリモク家具は、全国に26カ所のショールームを持っているが、今回の反響をみながら「ショールーム限定の地域材を使うことも考えている」という。来場者からは「循環型の取り組みはいいね」「行政などBtoBのビジネスにもなりそう」という声があったという。
知多カリモクの西村桜氏は「チップも価値ある資材だが、家具として、もう少し適正な価格で広葉樹を買いたいという気持ちもある」と話した。
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