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★広葉樹でDIY楽しめる昭和木材新ブランド「MOOQselement」

「JAPAN DIY HOMECENTER SHOW」に出展したモークス・エレメントのブース
壁や天井を傷つけずに1×4(ワンバイフォー)や2×4(ツーバイフォー)で柱を立てることができる無垢S4S材。強度があるのでベンチやテーブルに適しているほか、カッティングボードや音響系(スピーカー等)のDIYにも使用できる

 総合木材会社の昭和木材(北海道旭川市)はこのほど、広葉樹を使ってDIYを楽しめるブランド「MOOQs element(モークス・エレメント)」を立ち上げた。10月から同社の全国の支店をはじめ、ホームセンターやDIYショップで販売されている。10月7日から9日まで開催された「JAPAN DIY HOMECENTER SHOW 2021」に出展して製品を披露した。インテリアショップやセレクトショップからの問い合わせも多くなっているという。
 モークス・エレメントのDIY用木材は、オーク、ウオルナット、サクラが使われているのが大きな特徴。ホームセンターで販売されているDIY用木材は針葉樹が主流となっている。テーブルや椅子、シェルフに適している広葉樹は、家具メーカーやハウスメーカーなどプロ向けに販売されることが多く、一般消費者が入手するのはこれまで難しかった。
 DIYブームに加え、在宅時間が増えていることから、「高品質で長い時間を共にできる広葉樹の木材をお届けしたい」と新たにDIYブランドを立ち上げた。「重さ・硬さ・色・手触りなど、多彩な広葉樹の中からライフスタイルに合った木材との出合い、そして、広葉樹が身近にある暮らしを提案する」という。
 商品は、無垢材4面をカンナで仕上げた「無垢S4S材」、無垢材を横方向に接着剤でつなぎ合わせた「無垢巾ハギ材」、無垢材を細かく割って長さ方向にも横方向にも接着剤で繋ぎ合わせた「無垢集成材」。「つくるきになる」をキャッチフレーズとして掲げ、テーブルやベンチ、棚やラックなどのDIYに最適な木材をそろえている。
 DIYキット製品など商品拡充も予定している。取り扱いを希望する店舗はcontact@moo
qs.jpへ。

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