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★手作り家具の魅力を紹介 リッツウェル「椅子張り職人と手しごと展」

職人による張り加工の実演が予定されている
ゆったりと体を受け止める「BEATRIX」

 リッツウェル(福岡市博多区)は10月23日から31日までの土曜と日曜に「椅子張り職人と手しごと展」を東京都港区の同社東京ショールームで開催する。職人がアームチェアやスツールなどを実際に製作する過程を披露し、手仕事によって作られる家具の魅力を紹介するとしている。
 この催しは22日から始まるDESIGNART TOKYO2021の一環として企画された。東京ショールームでは同社の自社工場、糸島シーサイドファクトリー(福岡県糸島市)の職人2人による張り加工の実演が予定されている。職人自身が各工程を説明しながら作業を行い、来場者からの質問などにも答えるという。
 製作されるのは、2019年にドイツのレッド・ドット・デザイン賞を受賞したイージーチェア「BEATRIX」。同社によると大きく湾曲したヘッドレストと高いクッション性が生み出す包み込まれるような座り心地が特徴。人間工学に基づいたミリ単位の調整によって実現した座り心地と、手仕事が作り出す美しいフォルムととともに、独特の風格を感じさせるとしている。
 このほか同社の人気シリーズ「RIVAGE」のイージーチェアやアームチェアも披露される予定。
 実演開催日は10月23日、24日、30日、31日の4日間で、時間帯はそれぞれ11時~12時、13時~15時、15時30分~17時の3回。会場はリッツウェル東京ショールーム(東京都港区南青山2―13―7、マトリス3階)。

厚革、レザー、ファブリックと異なる素材が印象的な「BEATRIX」の後ろ姿
「RIVAGE」シリーズのイージーチェアやアームチェアも披露される
糸島シーサイドファクトリー

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