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★水に浮く防災スツールを先行販売 石山の発泡スチロール技術と防災アドバイザーの知恵を結集

防災スツール「SONAIR(ソナエア)」
「ソナエア」の製品仕様

 発泡スチロール製品を製造・販売している石山(東京都墨田区、石山 幸夫代表)は7月8日、防災スツール「SONAIR(ソナエア)」の先行販売をクラウドファンディング・サイトのMakuakeで開始した。中に防災用品を収納して災害時に備え、普段の生活ではスツールとして使える「防災インテリア」とうたって販売している。
「ソナエア」は、素材に発泡ポリプロピレンを使っているため、傷みやすい食材などを一時的に避難させるクーラーボックスとして使え、水害による浸水時でも水に浮くため、水没することなく備蓄していたものを使うことができる。製品重量も約873㌘と軽い。サイズは高さ430㍉、幅・奥行きは340㍉×310㍉。カラーはブラウン、マットブルー、オフブラックの3色。
 開発にはNPO法人プラス・アーツが防災アドバイザーとして加わり、人から人へをコンセプトにさまざまなプロダクトデザイン、ブランディングなどを手がけるデザインユニット「hitoe」がデザインした。
 プラス・アーツは、阪神・淡路大震災をきっかけに、「防災の日常化」をテーマに掲げて活動しているNPO法人。被災者から学んだ震災の教訓をもとに、楽しみながら学べる防災イベントや教材の開発など、市民目線の防災に取り組んでおり、現在は、町内会やPTAなどの地域団体、自治体、企業といったさまざまなパートナーとともに防災教育、防災啓発のプロジェクトを展開している。
 Makuakenoの製品公開サイトはhttps://www.makuake.com/project/ishiyamapack/

3通りの使い方ができる仕切りトレイ
スタッキングすることができる
カラーは3色

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