ニュース2021.06.30
2050年までに二酸化炭素(CO2)排出量ゼロを掲げているオカムラは6月29日、30年度までにクリアするCO2排出量削減目標値を20年度比50%することを発表した。当初目標値として設定していた30%(13年度比)からアップした。
同社は今年2月、10年ごとに策定している環境長期ビジョン「GREEN WAVE 2030」を発表した。CO2排出量削減のほかにも、エネルギー生産性向上、水資源使用量の削減、生産廃棄物の排出量原単位削減、特定化学物質の排出、移動量原単位の削減、製品開発や販売での環境負荷低減などの定性目標(数値化することが難しい質的な目標)を設定している。
また経営戦略に気候変動のリスク・機会を織り込む気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)に基づいて財務影響を評価し、推奨項目である「ガバナンス」「戦略」「リスク管理」「指標と目標」を開示している。
TCFDは金融安定理事会(FSB)によって設置され、年次の財務報告において、財務に影響のある気候関連情報の開示を推奨する報告書を17年6月に公表した。企業が気候変動のリスク・機会を認識し経営戦略に織り込むことは、ESG投融資を行う機関投資家、金融機関が重視しており、TCFDの報告書においても、その重要性が言及されている。
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