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★木材利用優良施設コンクール公募を開始 木材利用推進中央協議会

 木材の有効利用と地域材を中心とした木材需要の持続的な拡大に取り組んでいる木材利用推進中央協議会は6月28日、木材利用優良施設コンクールの公募を開始した。木材を活用した施設について、木質資源の持続的で有効な活用のあり方、木造化・木質化のための工夫、地球温暖化対策への貢献度などを総合的に審査し、優れた施設を顕彰することによって、木材利用の一層の推進を図ることを目的としている。
 農林水産大臣賞、国土交通大臣賞、環境大臣賞に加え、新たに入賞作品50点を選び、合わせて「木の施設63選」が表彰される。
 募集は対象となる施設の整備主体(施主、設計者、施工者)に対して行う。受賞施設については『写真で見る「木」の施設』木造事例集に掲載される。応募締め切りは8月23日。
 応募資料などは木材利用推進中央協議会ウェブサイト(http://www.jcatu.jp/)から。
 木材利用推進中央協議会は、林業・木材産業関係中央団体17団体会員、および47都道府県推進協議会会員によって構成されている。
 コンクールの審査委員は次の通り。
審査委員長 三井所清典(公益社団法人日本建築士会連合会 名誉会長)
(林業・木材産業分野)青井秀樹(国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所林業経営・政策研究領域木材利用動向分析担当チーム長)(木質構造分野)
腰原幹雄(東京大学生産技術研究所教授)
(防耐火分野)
安井昇(NPO法人Team Timberize理事長)
(木質材料分野)
恒次祐子(東京大学大学院農学生命科学研究科 准教授)
(木質空間・デザイン分野)
鈴木恵千代(一般社団法人日本空間デザイン協会会長)
(木質空間・デザイン分野)
廣瀬直樹(一般社団法人日本インテリアコーディネーター協会会長)
(政府・団体)
一般社団法人全国木材組合連合会会長、林野庁、国土交通省、環境省

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