ニュース2021.05.04
デンマークの家具ブランド、フリッツ・ハンセン(日本支社・東京都港区)の直営店がこのほど東京・外苑前エリアの中心にある隈研吾氏デザインの建物にオープンした。支社オフィスとコントラクトショールーム、さらにアジア唯一の直営店である「フリッツ・ハンセン青山本店」の3つの機能を統合し「FRITZ HANSEN TOKYO」としてリニューアルオープンしたもの。
新たな直営店は、東京都渋谷区の外苑前エリアに隈研吾氏によってデザインされたドーリック南青山(東京都港区南青山2―27―14)の1―2階を占める。同社では隈氏によるポストモダン建築と、まもなく創業150年を迎えるデンマークの老舗家具ブランドが融合した空間は「インテリアのヒントが詰まったデンマークデザインの神髄を体感できる空間」と表現している。
建物の内装は、国内で入手可能なカーテンやフローリングなどを使用することで、生活空間をイメージしやすい工夫を取り入れている。
カーテンは川島織物セルコンの薄地カーテンFELTAシリーズを採用。透過性が低く、窓外の視線を抑えながら光を取り込むという。UVカット機能を備え、紫外線による家具の傷みも軽減できる。
キッチンは、千葉市のインテリアショップTIMBER YARDによるオーダーメイドのオリジナルキッチン。
またフローリングは、マルホン(静岡県浜松市)のオーク材を採用、1階は直線的なフローリング、2階はフレンチヘリンボーンにすることで空間の印象に差をつけているという。
このほか、アルネ・ヤコブセンの水栓やドアノブなど各所にこだわりを詰め込んだインテリア、空間づくりが特徴。
隈研吾氏インタビューなどFRITZ HANSEN TOKYOの詳細は https://fritzhansen.com/
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