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★フォレストヴォイス 神奈川のケヤキ・ソメイヨシノ使用 横須賀「KONASO」の椅子・食器を販売

子ども2人が腰掛けるのにちょうど良く、 大人もゆったりと座れる「波のラウンジチェア」
離乳食スプーンセット。親と赤ちゃんが使うスプーンをセットにしている。利き腕に応じて左右の湾曲を選べる。安心して口にできるようにアマニ油でコーティングしている

 東京・深川で国産材を使った家具・雑貨を販売しているフォレストヴォイスは4月1日、神奈川県横須賀市の工房KONASO(コナソ)の木製家具や食器の先行販売を開始した。同社の地産地消プロジェクトの一環。
 クラウドファンディングサイトのCAMPFIRE(キャンプファイヤー)で「神奈川の森と椅子職人の匠の技を残したい」プロジェクトを立ち上げ、家具などを購入してもらう形で支援を募る。6月1日から同店舗やEC(電子商取引)サイトでも販売する。
 オーダーメードの木製椅子などを作っているコナソの代表で職人の平井孝佳氏が神奈川県のケヤキやソメイヨシノで作った、椅子や照明、木製プレート、スプーンなどを取り扱う。
 フォレストヴォイスによると、神奈川県内に群生しているケヤキは、手入れされずに森や生態系に影響を及ぼしており、全国の街路や公園に植樹されているソメイヨシノは伐採時に廃棄されているという。建築材としての活用が難しいことから、高度な加工技術を持つ職人によって商品化するためのネットワーク「適材適匠(てきざいてきしょう)」の構築を進めている。
 同社は、全国5カ所の工房が地域材を使って作るスツール「森(きりん)/giraffe」を、キャンプファイヤーで扱う地産地消プロジェクトに取り組んでいる。業界初の取り組みと意匠が評価されて「ウッドデザイン2020」を受賞しており、今回は第2弾となる。

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