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★ピエール・ジャンヌレのコレクションを展示販売 現地工房の技術継承を支援

Teak Daysプロジェクトでは写真家・佐藤幸樹氏が大自然に佇むプロダクトの普遍的なデザインの美を紹介している
カンガルーチェア(57万2000円)とセンターテーブル(46万2000円)

 インド北部のパンジャーブ州にある工房で製作されている家具シリーズの展示販売が今月から都内各地でスタートする。この製品はスイス出身の建築家、ピエール・ジャンヌレ(1896―1967)が、1950年代にインド北部の都市・チャンディーガルで始まった都市計画に関連してデザインした家具の設計図を基にパンジャーブ州の複数の工房が生産しているもの。
 今回の展示販売は、その職人の手仕事を受け継ごうと現地の工房とS&T(東京都渋谷区)が共同で立ち上げたプロジェクト「TEAK DAYS(チークデイズ)」の一環。売り上げの一部をチャンディーガル都市保全のために寄付するなど、現地の職人と地域へ還元するための活動も行うという。
 販売される製品は、Vレッグと籐編みが特徴のオフィスチェアやアームチェア、スツール、テーブル、ベンチなど。
 展示販売の日程は次の通り。
 ◆4月1日~4月27日=GINZA SIX4階(東京都中央区銀座6―10―1)
 ◆5月上旬予定=順理庵六本木ヒルズ店(東京都港区六本木6―10―3)
 ◆同=ユナイテッドアローズ六本木ヒルズ店(東京都港区六本木6―10―3)
 ◆常設展示=CABaN MARUNOUCHI(東京都千代田区丸の内2―2―3)
 その後、都内のほか名古屋、大阪などで開催が計画されている。このほかTEAK DAYS公式サイト(https://www.teakdays.com/)からも受注販売を受け付けるとしている。

オフィスチェア(35万2000円)
イージーチェア(37万4000円)
カンガルーベンチ2シーター(74万8000円)

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