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★オフィス用家具のサブスクサービス開始 アダル、サブスクライフと提携

オフィスでの使用イメージ

 飲食業、オフィス、ホテルなどに向け業務用家具を製造・販売するアダル(福岡市博多区)は3月24日、サブスクライフ(東京都渋谷区)と提携して家具のサブスクリプション(定期購買)サービスを開始したと発表した。これによりアダルの家具700アイテムをオフィス空間でサブスク利用でき、家具導入時の初期費用を大幅に削減できるほか、レイアウト変更や移転時、途中解約や追加導入などが選択できることや、不必要になった時にも廃棄されず、持続可能社会を実現する取り組みにもつながる―などのメリットをあげている。
 サブスクライフが提供するサブスクリプションは、月額制で必要な分だけ暮らしに必要な製品が利用できるサービス。初期費用を大幅に軽減し、新品でデザイン性の高い家具・家電を利用できて、気に入ったら買い取ることも可能。レンタルと異なり、使い続けても商品価格を超えない月額料金設定が特徴という。
 アダルでは提携の背景について、コロナ禍での働き方の多様化により、出社人数の変動によるレイアウト変更やオフィス移転に伴う家具購入に負担を感じる企業も多く見受けられるとして、オフィス家具の導入・処分の際に顧客の負担になる費用と手間を低減できるサブスクライフとの提携に至った。
 新サービスで提供される商品例としてアダルでは次をあげている。
 ▽Ray(レイ)チェアシリーズ=モダンなフォルムをベースにハイバックやハーフホールド、木脚やキャスター脚など多様なラインナップが特徴のシリーズ。ヨーロッパ原産の良質なビーチ材やイタリア製の高耐久キャスターを採用。打ち合わせスペースや個人デスク、カフェテリア用途など。
 ▽Tondina(トンディーナ)チェア=木部とスチールの接合部など、仕上がりの美しさを追求したデザイン。スチールの塗装は環境や人体に負荷の少ない粉体塗装を採用。軽量で背の下に手を入れられるため、カフェテリアや打ち合わせスペース用途に適している。
 ▽Laurance(ローレンス)ソファ=緩やかな曲線で形どられたボリューミーな上部をスタイリッシュなスチール脚が支えるデザイン。エントランスやリフレッシュスペースなど。

Ray(レイ)チェアシリーズ
Tondina(トンディーナ)チェア
Laurance(ローレンス)ソファ

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