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★イケア・ジャパン次期社長にペトラ・ファーレ氏 8月1日付で交代

ヘレン・フォン・ライス代表取締役社長兼CSO㊧と、後任のペトラ・ファーレ氏㊨

 イケア・ジャパンは2月18日、ヘレン・フォン・ライス代表取締役社長兼CSO(Chief Sustainability Officer)が今年8月1日付けでInter IKEA Group、IKEA of Sweden ABフードビジネスのビジネスエリアマネジャーに就任すると発表した。後任には現在Inter IKEA Group、IKEA of Sweden ABのベッドルーム部門グローバルビジネスエリアマネジャーを務めているペトラ・ファーレ氏が、同日付けでイケア・ジャパン代表取締役社長兼CSOに就任する予定。
 同社によると後任のペトラ・ファーレ氏は、2000年にセールスコワーカーとしてイケア・スウェーデンに入社。アクティングカントリーセールスマネジャーを務めた後、IKEA Services Group Retailのセールスディベロップメントマネジャー、イケア・ポーランドの副社長などを歴任。その後、現職のベッドルーム部門グローバルビジネスエリアマネジャーに就任し、世界中のイケアで販売されている商品展開に関わるコミュニケーションや購買を含むビジネス戦略の立案、製品開発や商品オファーなどの責任者を務めているという。
 ライス社長は2015年からイケア・ジャパン代表取締役社長、19年からCSOを兼任している。
 人事発表に当たって同氏は「日本で素晴らしい5年間を過ごし、私は次のステップに進む時が来ました。イケア・ジャパンのオムニチャネル変革、愛知県長久手市への出店、新しいシティショップ業態の都心部への進出は、日本のイケアの素晴らしい未来を見据えた流れです。また今日、私たちはリーダーの男女比50対50の達成に近く、ホームファニッシングカンパニーとして、これまで日本の多くの皆さまの暮らしに寄り添いながら、サステナビリティの重要性を発信できたことも非常に嬉しく思います。3600人のコワーカーと、彼らがより快適な毎日をより多くの日本の方々に届けるために日々努めていることが、成功の基盤ですが、素晴らしいパートナーの皆さまとの建設的な対話のおかげで、未来に向けて前進することができました。私たちの未来への旅路を共に歩んでいただきありがとうございました」とコメントしている。

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