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★「オークヴィレッジ青山」始動 個人から企業までものづくりのコンセプト伝えたい

オークヴィレッジ青山の店内
自然に囲まれた「ののあおやま民活棟」1階にオープンした

 オークヴィレッジ青山は「北青山三丁目地区まちづくりプロジェクト」地域の民間活用事業の中心となる「ののあおやま民活棟」1階にある。建物は賃貸マンションサービス付き高齢者向け住宅、商業施設、保育所、地域交流施設などが入居した25階建ての複合施設となっており、建築家の隈研吾氏が外装デザインを監修している。
 床面積約122平方㍍、天井が高く開放的な店内には、同社のデザインと人間工学に基づいた技術を集めた「スワロー」ダイニング、伝統的な木組みを用いながらウインザーの意匠にまとめた「モリート」などの代表作を展示。リビング、ダイニング、ベッド、キッチン、書斎のコーナーがすっきりとコンパクトにまとめられており、柱からフローリングまで同社の建築技術が生かされている。
 「環境に恵まれた森の中にあるこの店で、私たちのものづくりのコンセプトを個人から企業まで伝えたい」と上野英二社長。1974年に創業した同社は、78年に新宿の紀伊国屋書店にショースペースを開設、2012年に東京都目黒区の自由が丘に初の路面店をオープン、青山店が都内2店舗目となる。

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