ニュース2021.01.28
家具のサブスクリプション型サービス事業を行っているサブスクライフ(東京都渋谷区)は1月20日、収益をメーカーとシェアするアウトレット・リユース家具のシェアマーケット「サブスクライフシェア」を同日から法人向けに提供を開始したと発表した。このサービスはメーカーアウトレット家具、展示家具、リユース家具などを企業間で売買できる会員制シェアマーケットで、チェアやテーブルをはじめソファ、ラグなどを取り扱うという。
サブスクライフは、サブスクリプション(定期購買)+ライフ(暮らし)の造語で、月額制で必要な時に必要な分だけ、暮らしに必要な物を利用できるサービス。同社では初期費用を軽減し、デザイン性の高い新品の家具・家電を利用でき、気に入ったら買い取ることも可能としている。
今回のサブスクライフシェアではアウトレット家具、リユース家具などを対象としているが、一般に中古品売買ではメーカーが収益を得られるのは初回の販売時のみであるのに対し、新サービスでは良い製品が長く利用されることによる提供価値として、メーカーに収益の一部をシェアする「連帯貢献金制度」を提案している。
このほかの特長は①メーカーが余剰在庫を直接出品することで廃棄を削減する②良い製品を利用したい法人とメーカーがサイト上で直接取引、アウトレット・リユース価格で質の高い家具を購入できる③メーカーとともに「良いモノを長く使う社会づくり」を目指す―など。
同社では、すでにサブスクライフシェアへの参加を決めたメーカーのコメントとして以下を紹介している。
▽アスプルンド(東京都港区)「活用余地のある良質な家具が衣服のように循環し続け、環境にも配慮できる新事業に共感した」。
▽日本コパック(東京都台東区)「新サービスはメーカーと顧客を繋ぎ、双方にメリットのある画期的なサービスであると感じている」。
▽Arper Japan(東京都港区)「質の高い家具を安易に廃棄せず、長期間にわたり社会で使用し続けることは、環境問題における重要な解決手段のひとつ」。
▽河淳(東京都中央区)「利用者目線に立ち、ローコストで自由度の高いこのサービスが皆さまに愛されることを期待している」。
サブスクライフシェアの詳細は https://share.subsclife.com/
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