ニュース2020.12.21
林野庁は12月18日、女性林業者などのためのオンラインネットワークサービス「森女ミーティング」の公式サイトを12月24日にオープンすると発表した。
同庁によると森女ミーティングは、全国の「森と森の恵み」にかかわる女性(森女)たちが集い、さまざまな企業や専門家と連携しながら森女たちの知恵と経験を生かした新たな商品やサービスの開発などを学ぶプログラム(森女×企業PJ)やサークル活動(森女ゼミ)などを通じて、林業などに従事する女性の社会的な存在価値の向上と、林業界における多様な担い手を育成することを目指す取り組み。
林野庁の「令和2年度多様な担い手育成事業」の一環として、森林づくりの技術や経営改善、地域づくりや交流など森林・林業にかかわる活動を行っている全国林業研究グループ連絡協議会が受託し、全国林業改良普及協会が企画・運営する。
「森女ミーティング」サイトのコンテンツは次の通り。
①令和2年度のメインコンテンツ「森女×企業プロジェクト」=森女が企業とともに新たな商品やサービス作りに挑戦するイノベーション・プログラム。第1期目の取り組みとして、さまざまな地域・分野・所属の森女(19人)と、次の企業3社が連携し、ワークショップを通してこれからの地域社会に必要とされる森林資源の新しい価値づくりを行う。
▽シード(東京都文京区)は、次世代の子どもたちのための、森林環境や感性の教育のための機会目指し、地域の子どもや両親を対象とした環境教育と感性教育のプログラムをつくる。
▽ホテル椿山荘東京(東京都文京区)は、都会における木や森林環境に対する取り組みや多様な価値観に対する取り組みを課題に、癒しと森林環境の体験を提供。
▽野地木材工業(三重県熊野市)は、林業と木材への理解を深め、木材の価値を高め、売れる商品やサービスづくりを目指す。
来年3月までオンライン会議システムなどを使ってワークショップを実施し、2021年3月上旬ごろに成果発表会を公開で行う予定。
②森女ゼミ=森女が集まり、互いに学んだり、モノ・コトづくりを楽しむサークル的なサービス。森と森の恵みにかかわる女性や、これからかかわりたいと考えている女性であれば誰でも参加できる。企業プロジェクトに参加したメンバーが立ち上げるゼミなど自由な企画で実施する予定という。
③交流&情報発信=SNSの立ち上げやイベントなどを行い、森女の積極的な交流と魅力を発信。
「森女ミーティング」公式サイトは https://morijo.com/
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