ニュース2020.08.26
葬祭用品メーカーの三和物産(石川県金沢市)はこのほど、棺(ひつぎ)をモチーフにした新商品「SOCAN(そかん)」を開発した。棺の状態で瞑想や仮眠ボックス、蓋と前面を開くと3人掛けのソファに早変わりするというユニークな発想で、新しい生活様式に適合した製品として、モニター希望者への貸し出しを開始するとしている。
SOCAN開発に至ったいきさつについて同社では次のように説明している。
同社ではオリジナル性やデザイン性の高い棺の企画を得意とし、特徴のある棺が多いことから、終活イベントなどへの貸し出しも行っている。
イベントでの「入棺体験」(生前に棺に入る企画)で、実際に入った人から「集中できる」「瞑想したくなる」「落ち着く」といった感想が聞かれ、その影響からか社内でも集中したい時に「ちょっと棺に入る」社員が出始めたという。
同社のオフィスには日常的に棺がおいてあり「棺で昼寝っていいんじゃない?」という意見がSNSを通して商品開発チームに届いたことがきっかけになって「仮眠や瞑想、集中も可能な日常で使える棺の開発プロジェクト」を立ち上げ、紆余曲折を経て、今回のプロトタイプが完成したもの。
同社では「オフィスで仮眠スペースなどに使ってみたい」という希望者にSOCANプロトタイプをモニターとして無料で貸出すことにしている。
問い合わせは同社(電話076―260―1238、メール t-okitani@sanwa-bussan.co.jp)。
「棺」からソファーに変身する動画はhttps://www.youtube.com/watch?v=y43HWFtkFMI。
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