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★伝統的な匠の技が集結 松坂屋名古屋店が「日本の職人展」

フロアスタンド漆
日向榧将棋盤

 松坂屋名古屋店(名古屋市中区)は、家庭用品や調理用品、インテリア、服飾雑貨などさまざまなジャンルの職人技や作品を紹介する「日本の職人展」を7月22日~8月3日に開催する。年に2回開かれる恒例の催しで、今回のテーマは「サスティナビリティのある暮らし」。職人による匠の技で、環境に配慮した持続可能な暮らしを提案するもの。
 会場には全国から88店舗が出展。そのうち50店舗は会場で職人による実演が行われる。会期は前期(7月22日~28日)、後期(7月29日~8月3日)に分け、入れ替え展示される。
 出展される製品の一部は次の通り(製品名、特徴、出展者、展示時期)。
 ◆フロアスタンド漆=樹液を掻き終えた漆の木を使用。LEDライトで省エネ(岩手・長山工芸)後期。
 ◆日向榧将棋盤=将棋盤の最高峰と言われる榧(かや)の木を使用(宮崎・ひなもり銘木)後期。
 ◆七つ玉洋服箒=無農薬で自社生産したホウキモロコシを使用(神奈川・中津箒)前期。
 ◆疫病退散「アマビエ様とアマビコ様」=換気をしながら涼しい夏を感じられる風鈴(東京・篠原風鈴本舗)前期。
 ◆御形すだれ、短冊掛け=日差しを遮り風を通すスダレは省エネで部屋の換気(東京・豊田スダレ店)前期。
 ◆サンゴの背守りマスクレット=マスクを引っ掛けて使うアクセサリーで、おしゃれに耳の負担を軽減。
 このほか前・後期を合わせて5店舗が天然藍染や柿渋染めなどのマスクを販売する。

七つ玉洋服箒
疫病退散「アマビエ様とアマビコ様」
御形すだれと短冊掛け

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