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学習・在宅ワーク家具特集④ くろがね工作所 タブレット対応モデル拡充 成人用も在り方再検討へ

タブレット学習に対応しているKSDシリーズ
タブレット端末の収納スペースを設けたキュートガール

 くろがね工作所(大阪市西区)は、昨シーズン発売の「The Desk」をリニューアルした学習家具「KSDシリーズ」を投入した。新シリーズは、組み替えタイプではないベーシックな学習デスクとし、別売りの書棚と組み合わせることで収納を確保している。デスク上の書棚を廃し、スチール製パーティションを配置することで、すっきりとした机上にした。
 タブレット学習に対応し、天板下にコンセントと配線収納スペースを確保、煩雑になりがちな配線に配慮した。また子どもが成長して大きめの椅子に交換する場合も、窮屈にならないようスリムキャビネット(幅322㍉)を採用している。
 デスクとキャビネット天板の材質はMDF(中質繊維板、ウレタン塗装)。カラーはアンティークブラウン木目とアンティークホワイト木目の2種。
 このほか、女子に人気のカラーデスク「キュートガール」シリーズは、新たにタブレット端末の収納スペースをデスク上棚に備えたほか、KSDシリーズと同様のスリムキャビネットを採用した。
 書棚の高さが1600㍉のハイタイプと、1190㍉のロータイプがあり、机と書棚の配置を組み替えることができる。デスクとキャビネット天板の材質はMDF。ホワイトにメタリックパープルが映える美しい配色が特徴。
 同社によると、新型コロナによる休校期間中、新規購入の問い合わせが増えたという。自宅での学習時間が増えたことで、デスクや学習スペースの必要性が高まったとみている。また、成人用デスクを含むメンテナンスなどの問い合わせも多かったことから、同社は学習デスクと在宅ワークデスクの在り方を再検討して今後の製品開発につなげたいとしている。

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