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★オークヴィレッジが自伐型林業のコナラ材とクリ材を活用 木目の美しさと着座感「モリートチェア」

森と人を繋ぐ椅子―Mori:toチェア
Mori:toチェア

 飛騨高山の木工房、オークヴィレッジ(岐阜県高山市)は、6月26日から新作の椅子「Mori:toチェア」(モリートチェア)を発売する。ウィンザーチェアの様式を踏襲しながら、日本の伝統的な木組み技法を用い、適材適所の材料選びで、日本人の暮らしに馴染む普段使いの椅子を開発したとしている。デザイン・設計は同社プロダクトデザイナーの佐々木一弘氏。
 主素材に使われているコナラとクリは、木材活用による地域活性を図るため、採算性と環境保全の両立を図る持続可能な自伐型林業による材を積極的に用いているという。
 座面には木目の表情が豊かで肌触りの良いクリ材を使用し、表面にうろこ状の座彫りを施すことにより木目の美しさを際立たせるとともに、滑りにい着座感が特長。
 背もたれは硬さとしなやかさを合わせ持つコナラ材を用いたスピンドル(細い棒材)で構成、シンプルで飽きのこない日常使いのデザインと、しなりが独特の座り心地を生み出している。
 さらに適材適所の材料選びにより、全重量約4㌔㌘の軽量化を実現したとしている。

 モリートチェアの概要は次の通り。
 仕上げ=植物性オイル(ナチュラル)▽サイズ=高さ85㌢幅49㌢奥行き53㌢。座面の高さは40・5㌢▽価格=6万7千円(税別)▽販売店=オークヴィレッジ直営店舗(岐阜県高山本店、東京、大阪)、直営オンラインショップ、オークヴィレッジ製品正規取扱店。

座彫りを施した座面

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