ニュース2020.05.27
家具・雑貨の企画製造販売を行っているキシル(静岡県浜松市)は5月26日、ヒノキ無垢材とリノリウムによる抗ウイルス機能を持つ学習机「kind(キント)デスク」を6月4日に発売すると発表した。
同社によると、机の素材にウイルスの不活化効果が認められているヒノキに加え、天板に抗ウイルス効果と抗菌効果を持つリノリウムを用いている。
ヒノキには、FSC認証の国産無垢材を使用し、仕上げにはオイル系塗装を採用した。オイル系塗装は汗などの水分とともにウイルスを素早く吸収、乾燥させることで残存率を引き下げることができ、ウレタン塗装に比べ2~4倍の抗ウイルス効果があるという。
またリノリウムは、食中毒やウイルスなどの感染症対策として病院や保育施設でも多く使用されており、抗ウイルスおよび抗菌効果試験で24時間後の減少率が99・9%以上に及ぶという。
同社は、ヒノキとリノリウムを掛け合わせることで、抗ウイルスと抗菌のハイブリッド型学習机として開発した。
このほか、小学校の机と同じJIS規格に対応し、成長する子どもに合わせた高さ調節や、落下防止のスライドレール付き引き出し、けが防止の丸みを帯びたデザインなど機能面でも安心・安全を確保したという。
サイズは高さ46~76㌢(7段階の高さ調節可能)、幅89㌢、奥行き56㌢。天板寸法は幅84㌢、奥行き56㌢。価格は税込み6万7000円。
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