ニュース2020.03.18
新型コロナウイルスの影響で「毎年のように海外旅行に出かけている人たちも家で過ごしている。つまり、外に出ないで家で家族と一緒に過ごす時間が長くなっているわけです。それは、家族と向き合って、何が大切なのか考えるいい機会になります」と話すのは家具のフクタケ(岐阜県各務原市)店主で福岳産業社長の小川直樹さん。「こういう時だからこそ前向きにとらえてやっていくことが大切」と話す。
大型店の催事も中止になっている。「私たちのような小さな店舗に、それは有利に働く可能性もある」と商機にとらえる。実際に家具のフクタケの客足はどうなのか。外出を控えて来店客が減っているのではないかと思いきや「家にいることに飽きた子どもを連れた家族や年配の方々がお店に訪れているため、売り上げには今のところ影響は出ていません」ときっぱり。家にいる時間が長くなっているため「普段使っているソファの痛んでいるところを補修しようといった家の中の家具を見直す動きもある」という。
「インターネットの電子商取引(EC)サイトでは、高額商品も動いている。実際に座って体験しなくても『同じメーカーの椅子をもう1脚ほしい』といったニーズにネットは応えることができる。こうしたメーカーを選んで買う人たちへのセールスを強化していけばいいのではないでしょうか」
一方、メーカーは「中国の工場が休止して部材が届かないといったことも起きている。これを機会に、生産の国内回帰も起きてくるでしょう」と予測している。
「この先どうなるか分からない。例えば、消費税を一時的にゼロにするといった思い切った対策を政府は取ってほしい。いずれにしても、何があっても対応できる態勢をつくるために、国産と内需に立ち返る時ではないでしょうか」
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