ニュース2018.12.05
オカムラの「VICHINO(ヴィチーノ)」は、天板の高さが4段階に設定されている。未就学児は床に座って学び、組み替えて高くすれば小学生のリビング学習など通常の用途に使える。
シェルフスタイルとして使うことも可能で「家族のライフスタイルに合わせて、1つのデスクを長期間使うことが可能。シンプルなデザインでリビング空間にマッチする」(インテリア営業部販促企画室の小畑政士室長)。
天板を高くして立ったまま勉強したり、パソコンを置いたりすることもできる。照明はブルーライトを45%カットした、目に優しいLEDデスクライトを採用。手元の明るさを確保し、省電力で長持ちする。
飛騨産業は「YURURI」シリーズで、フレキシブルにコンパクトな空間を楽しむ暮らしを提案している。「都会のマンションライフを意識した」と東日本営業所の中村充所長。飛騨の家具フェスティバルで発表し、いよいよ販売を開始した。
家族のコミュニケーションやホームパーティーのひとときを楽しめるような工夫も施されている。コンパクトな空間を意識して、ダイニングの椅子やリビングのソファに座ったときに、同じ目線の高さになるように設計されている。
カリモク家具の軽量家具シリーズ「MAS Family」のテーブルと椅子は、三重・尾鷲地区のヒノキを採用している。
デザインは世界で活躍する熊野亘氏が担当。建設空間と調和する家具デザインをテーマに、ブース全体のデザインも監修した。
「伝統的な製法ながら、普段の生活に溶け込んでいる升のような存在をイメージしている」と営業推進部の柘植信賢主任は説明した。升を連想させる組み構造、接合部など細かなところまで丁寧な作りにこだわった。
塗装には水性塗料を用いた。乾きは遅いが風合いが良く、環境に優しい。
テーブルには補強桟を裏から入れて強度を保っている。天板には隙間を入れてパソコンなどの配線に対応。椅子はスタッキング仕様で、同じサイズなら5脚まで重ねられる。ホームユースとともに、施設やオフィスなどコントラクトの利用も考えてデザインされた。
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