自私寸評

2018年7月4日付 自私寸評

 先月、政府の地震調査委員会が2018年版の「全国地震動予測地図」を発表した。今後30年以内に震度6弱以上の大地震が起きる確率を示したものだ。太平洋側の首都圏、中部、四国や近畿圏で発生確率が高い。「30年以内」とは「明日」かもしれない。日本で暮らす以上は、地震とは縁が切れない▼先月18日の大阪府北部地震で、茨木市のマンションに住む85歳の男性が倒れてきた本棚の下敷きになって亡くなった。他にも倒壊し…

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