ニュース2018.05.22
イトーキ、コイズミファニテック、オカムラ、くろがね工作所の4社は5月22日から24日までの3日間、学習家具の合同展示会「スタディ&ホームファニチャー2019」を東京都大田区のTRC東京流通センターで開催する。4社の学習家具の新作発表は、これまで大阪のそれぞれのショールームなどで開いてきた。4社合同で東京で開催するのは初となる。日本オフィス家具協会も後援して、市場活性化をバックアップする。
かつて新入学に合わせてピークを迎えていた学習家具市場は、年々販売シーズンの平準化が進み、少子化とともに縮小する一方だった。各メーカーは新作発表の時期の前倒しを進め、リビングでも使える学習デスクや学習用具の整理ラック、子どもから大人まで使える製品の開発に力を入れているが、学習デスクの購入数は2014年に60万台、17年には45万7千台となり各社危機感を募らせていた。
合同展示会では、約2000平方㍍の会場に各社の学習家具を展示する。23日の午後は、東京流通センターのセンタービルでメディアを集めて各社の記者会見が行われる。
展示会のとりまとめ役を務めるイトーキは「学習家具の市場に新風を吹かせたい」と意気込む。大阪に本社を置く、くろがね工作所は「東京で製品発表をするのは初めて。従来とは異なる顧客にアピールすることができる」と期待する。今回は流行のラダーラック風のパネルとデスクを組み合わせ、つり下げフックなどを使用して「掛けて飾れる」デスクセットを投入する。
オカムラは奥行き45㌢、幅70㌢のコンパクトなリビング学習向けデスクを発表する。甲板は、床に座って学習できる45㌢から1㍍の高さまで調整できる。
イトーキとコイズミファニテックは、従来の人気シリーズや、新たな周辺アイテムを加えて展示会に臨む。
書斎家具を手掛ける小島工芸は5月16、17日に新作を発表した。6月にはカリモク家具が横浜ショールームなど各地で発表、光製作所も東京ショールームで製品発表会を開催する。
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