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★ファブリックの革新「トラピス」 ミマキエンジニアリングがJAPANTEXに出展

JAPANTEXに登場した「トラピス」
現代日本画家の大竹寛子氏が描いた日本画による布をソファに張って展示した

 産業用インキジェットプリンターや3Dプリンターなどを製造するミマキエンジニアリング(長野県東御市)は、世界初の次世代捺染(なっせん)システム「TRAPIS(トラピス)」を11月20日から東京ビッグサイトで開催されたJAPANTEXに出展した。
 トラピスで現代日本画家の大竹寛子氏が描いた美しい日本画をプリント、高プレス圧転写機で転写した布を張ったソファと椅子を展示した。背景にはUV硬化型プリンタ「UCJV330-160」による壁紙を張って彩り(いろどり)を加えた。
 従来の捺染は、熟練した職人の経験や技術に加えて、製造工程で大量の水を使うため、ある程度の生産規模が必要となる。「トラピス」の構成は、専用インキジェットプリンターと高プレス圧転写機のたった2台。専門技術や知識がなくても、簡単にプリントできる。家具メーカーや販売店が、顧客の注文した絵柄をその場でプリントすることも可能となり、よりオーダーメードなビジネスを実現できる。

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