ニュース2024.11.28
大川家具の連合ブースでは、福岡・大川家具工業会をはじめ大川家具ふるさと納税店、古典木工、シギヤマ家具工業、ナカヤマ木工など8社・団体が家具・インテリア製品・木製雑貨を展示したほか、職人と来場者が一緒に作るスツールのワークショップなどを開催し「日本一の家具産地」をPRした。
ふるさと納税返礼品を紹介
大川家具ふるさと納税店は、ふるさと納税の返礼品の例として、関家具製品の一枚板天板の大型テーブルと、一枚板のベンチ、木下木芸の組子ランプシェードなどを紹介した。
一枚板テーブルの天板は厚さ50㍉のモンキーポッド材で幅2000㍉×奥行き90㍉。税込み価格は46万2000円とスチール脚5万9400円。ふるさと納税の寄付額154万円に対して贈られる。
屋久杉を素材に仏壇、収納まで
古典木工は、屋久杉を素材とした小仏壇、チェスト、車たんす、神棚などを出展した。
世界自然遺産の屋久島に自生する貴重な屋久杉を現代の住居にマッチするよう製品化、屋久杉ならではの重厚な色合い、杢目と柾目をバランスよく家具の中に溶け込ませることにより、自然の偉大さや味わい、ぬくもりを表現するものづくりを目指しているという。
組子の美と伝統文化の味わい
シギヤマ家具工業は、組子を使った照明「KUMIKO ANDON(組子行灯)」やコレクションボード、サイドボードを出展した。
組子行灯は光を通した組子の柄の美しさを際立たせ、日本の伝統文化を感じさせるインテリア照明として展示。
またコレクションボードは、内張りを天然杢突板仕上げで、飾り棚の品物を豪華に引き立てるとともに、LED照明が引き戸にあしらった組子の美しさを引き立てていた。
アンティークになる家具づくり
ナカヤマ木工は木材を使った「アンティークになる家具づくり」をテーマにソファ、いす、キャビネットなどを展示した。
出展品の一つ「ボガートソファ」はウォルナットの無垢材で、釘を使わないホゾ組みの丈夫で美しい仕上げが特徴。座面にはポケットコイル、背は羽毛を両面に使っているという。
このほか家具の端材を利用した小物も販売。「高級素材に触れ、使ってもらって豊かな暮らしを実感してもらえれば」としている。
ワークショップでスツール作り
福岡・大川家具工業会ブースでは家具・インテリア製品・木製雑貨の展示販売のほかに、ワークショップ「職人と一緒に作る収納付きスツール」や「木の射的ゲーム」を開催。来場者は無垢の国産材と食用肉の国産豚から副産物として取れる皮を使ったスツール作りに挑戦していた。
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