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★リビングハウスとセンプレデザインが資本業務提携を締結 新業態の取り組みをスタート

リビングハウス横浜ベイクォーター店の「/SEMPRE(スラッシュセンプレ)」外観

 家具・インテリア企画・販売のリビングハウス(大阪市西区、北村甲介社長)は8月8日、家具・インテリア用品販売のセンプレデザイン(東京都目黒区、神原久康社長)の株式を一部取得し、資本業務提携を締結したと発表した。両社によると、協業第一弾として両社が目指す新業態「/SEMPRE(スラッシュセンプレ)」店舗を同日、リビングハウス横浜ベイクォーター店に開設した。
 協業の目的について両社は①/SEMPRE業態の展開②共同プロダクト開発③経営全般に関わる相互支援④社員の相互交流―をあげている。
 今回の協業により顧客に提案できるインテリアの幅を広げ、世界のインテリアブランドが発見できる場所として、豊かな暮らしを叶えられる場所となっていくことを目指す。また、これまでセンプレデザインが東京・池尻大橋の店舗とオンラインストアで展開してきたオンラインとオフラインを融合させるOMOサービスを全国に拡大するとしている。
 リビングハウスは1942年、家具製造・卸として創業。関東・関西を中心に全国に約40店舗を展開。家具・インテリア・海外製品の企画・販売。店舗の総合プロデュース、ホテル、モデルルーム、オフィスなどの空間デザイン提案と提供、地方家具店・商業施設への卸売およびコンサルティングサービスの提供など多岐に渡るサービスを展開してきた。
 一方のセンプレデザインは1996年創業。ライフスタイルブランドの先駆けとして、国内外の洗練された製品を国内インテリア市場に流通させ、デザイナーズ家具から日常の暮らしに寄り添う製品まで、日本のインテリア業界に影響力のあるブランドとして親しまれてきた。

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