シモンズ（東京都港区）は７月30日、次世代型マルチ機能付き電動リクライニングベッドの新作「シムレストプラス」を発売した。昨年３月発売の音声コマンドで駆動するシムレストの後継機で、モーション機能が追加され、より好みのポジションが選べるという。
　音声コマンドは「頭を上げて」、「脚を上げて」など21のコマンドに反応して駆動する機能。新製品では、さらにフレーム角度の昇降機能やベッド全体の角度調整などが加わった。
　同社によると、フレーム角度の昇降機能は体がずり落ちないように最初に脚が上がり、腹部の圧迫感を軽減。またベッド全体の角度調整により、さらに好みのポジションを選べるようになったという。
　このほかワイヤレスリモコン機能、スマートフォンアプリなどのマルチ機能が装備された。
　シムレストプラスに搭載されるマットレスは、５・５㌅と６・５㌅のポケットコイルから選べ、それぞれ２種類の硬さが選択できる。
　さらに今年５月発売の「ノーピローマットレス」も搭載可能。頭、肩部、脚部など部分ごとにポケットコイルの高さを変えて、人が寝た時の曲線に寄り添うとともに、枕のいらないマットレスを実現した。
　シムレストプラスとマットレスのセットは次の通り（価格は税込み）。
　▽５・５レギュラー／５・５ノンキルト＝シングル27万５０００円、セミダブル31万９０００円▽６・５レギュラー／６・５ノンキルト＝シングル30万８０００円、セミダブル35万２０００円▽ノーピローマットレス＝シングル35万２０００円、セミダブル39万６０００円。