ニュース

★組み立て家具の完成品サービス ぼん家具「DEKITA」ブランド始動

「DEKITA」ブランドがスタート
キューブボックス・棚付きタイプ

 家具EC販売の「ぼん家具(和歌山県海南市)」は11月2日、同社が進めてきた家具の組み立てサービスを新たに「DEKITA(デキタ)」というブランド名で普及させていく方針を明らかにした。
 同社によると、このサービスは組み立てが必要な家具を、あらかじめ工場で専門スタッフが組み上げ、完成した状態で届けるもの。2014年にサービスを開始して以来、累計出荷台数は38万5000台を突破。全国のユーザーの組み立てにかかる時間や負担軽減に貢献してきたという。
 今回のブランド化を通じて同社では、組み立て家具を選ぶ際に「完成品で受け取る」という選択肢を、より多くのユーザーに届けていくとしている。
 対象商品は本棚・ラック、チェスト、キッチン収納家具、テレビ台など、小型家具から大型まで6000点以上。組み立て済みの家具を玄関先まで届ける「DEKITA」と、希望する場所への設置や梱包材の回収まで行う「DEKITAプレミアム」の2タイプを提供している。

家具組み立て、支援学校の授業に取り入れ

 同社ではサービスを通じて、地域の福祉事業所や梱包資材メーカー、運送会社との協力関係を築いてきたが、2025年4月から和歌山県内の支援学校で授業の一環としての家具組み立てに取り組んできた。
 生徒たちは部材や説明書を確認し、工具を使いながら家具を組み立てる。授業を通して、工程を守って「やり遂げる力」、「仲間と協力して役割を果たす力」、困ったときに「相談し工夫する力」を育むのが狙い。さらに自分が携わった家具が暮らしの中で使われる社会体験を通して、生徒一人ひとりが自らの技術に自信と誇りを持ち、将来の可能性や選択肢を広げるきっかけになることを目指す。
 生徒の熟練度が向上してきため、今後は生徒が組み立てた家具を同社による最終検品後、実際の商品として販売する「DEKITAつなぐプロジェクト」を始動するという。
 販売する第一弾商品は「キューブボックス・棚付きタイプ」で、販売収益の一部を地域の子ども食堂へ寄付し、子どもたちの居場所づくりに循環させる仕組みを計画している。
 製品サイズは幅35×高さ35×奥行き29・5㌢。販売価格は3980円(税込み)。販売はオンラインサイト「インテリアのゲキカグ」。

累計出荷台数38万5000台を突破
支援学校での家具の組み立て
授業を通して生徒が将来の可能性や選択肢を広げることを目指す

ニュースの最新記事