ワークデスクでゆったり仕事を 藤田木工所
藤田木工所(高松市)はアルダー材を使ったワークデスクを展示した。 サーフボードのような形をしたデスクのサイズは幅2250㍉、奥行き750㍉、高さ650㍉と、ゆったりとした気分とスペースで仕事ができるようにしている。
藤田木工所は、ディスプレー用の陳列棚やショーケースを主に受注しており。使用する場所や使用法など一人ひとりに合わせて、イメージを形にすることを得意としている。住宅や店舗の家具から内装まで手掛けている。
木材のほかにもガラスやアクリル、アイアンなどを異素材を組み合わせた自由な発想を大切にしているという。
普段は家具として使用でき、災害時の家屋の倒壊から命を守ることのできる「シェルター家具」にも取り組んでいる。
今回とアルダー材とスチールを組み合わせ、遊び心のあるワークデスクをデザインした。
階段と洗面台に 高いデザイン性 マルトク
マルトク(高松市)はアルダーを使った会談と洗面化粧台を提案した。
アルダー材を踏板に、骨組みには鉄を使い、カラーリングすることによって、リビングや店舗のデザイン性を引き立てる新たな役割を担う。現場ごとの図面作成から提案を行う。
洗面化粧台は、化粧板と三面鏡のフレームにハードメープルを生かして、洗面化粧室の雰囲気を明るく、さわやかに演出することができる。脚部にはステンレスを使っている。
内装用木材・集成材の卸売、加工、ネット販売を行っている同社の創業の歴史は1920年にさかのぼり、54年には製材所としての事業を開始している。
小ロットに対応したネットオーダーシステムを確立し、1㍉単位の加工も柔軟に対応できるという。
無垢材だけで24樹種以上、集成材も含むと35種以上の豊富な樹種を揃えているのも強み。