ニュース2023.10.05
各種施設の空間設計・施工などを行っている船場(東京都港区)は9月28日、工場端材や広葉樹の未利用材を活用した学校・オフィス用デスク「つながるつくえconnec」を開発したと発表した。
天板は手元が広い六角形で、複数台を組み合わせてワークショップやセミナー、ICTを活用したアクティブラーニングなど目的に合わせたレイアウトが可能。
天板素材にリノリウム、メラミン化粧板タイプのほかに、人造大理石や広葉樹集成材を使用した製品をラインナップ。同社では、より良い社会の共創を目指すエシカルデザインを推進するためとしている。
同社によると人造大理石を使ったタイプは、パナソニックグループが製造するキッチンカウンターの工場端材をアップサイクルした製品。堅牢で意匠性に優れるため机上でのさまざまな作業を可能にし、長く使い続けることができるという。
一方の集成材タイプは、飛騨の森でクマは踊る(岐阜県飛騨市)の協力で、ホオノキ、キハダ、ヤマザクラ、クリなど広葉樹の集成材を利用。色とりどりの広葉樹の魅力を一枚の天板に詰め込み、未利用材活用による付加価値を生み出したとしている。
天板サイズは幅760×奥行き450㍉。高さは、人造大理石タイプが724㍉。その他は721㍉。脚部はキャスター付きで、スタンダードタイプと、スタッキングが可能なタイプが用意されている。
スタンダードタイプの価格は人造大理石と広葉樹集成材が10万7800円、リノリウム6万1600円、メラミン化粧板5万3900円。スタッキングタイプは人造大理石と広葉樹集成材が11万4400円、リノリウム6万9300円、メラミン化粧板6万1600円(いずれも税込み価格)。
詳細は商品ページ。
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同社ではエシカルを発信する共創型イベント「Ethical Design Week Tokyo2023」を11月16日から18日までSHARE GREEN MINAMI AOYAMA(東京都港区南青山1―12―32)で開催。その中で「つながるつくえconnec」を展示販売するとしている。
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