イトーキ（東京都中央区）はこのほど、本格的なゲーマーを目指すエクストリームプレイヤー向けのゲーミングチェア「Ａｃｔ Ｇａｍｉｎｇ」を、新レーベル「Ｄａｉｄａｒａ（ダイダラ）」から発売すると発表した。
　同社によると新製品は、オフィス向けのＡｃｔチェアをベースにプレイヤー用に改良・開発された。
　主な特徴は①背もたれのサイドフレームをなくしたスマートなデザイン②肩の動きに合わせて動く構造③肘位置を調整できる４Ｄアーム―など。このほか靴を履かない家庭での使用を考慮し、座面の高さを低く設定しているという。
　「Ｄａｉｄａｒａ」は、エクストリームプレイヤー向けレーベルとして今後、ゲーミングチェアのほかデスクなどの商品を展開していく予定。レーベル名は日本の伝承に登場する巨人、ダイダラボッチに由来して命名された。
　Ａｃｔ Ｇａｍｉｎｇのサイズは幅67～78×奥行き54～61・５×高さ１１３・５～１２２・５㌢。座高42・５～51・５㌢。重量21・６㌔㌘。ロッキング角度は20度、肘上下可動幅12㌢、座面スライド幅７・５㌢。素材はヘッドレストと座面がＰＳ張地（バイラルオフ）、背はエラストマー樹脂、脚部はアルミダイキャスト。
　販売は同社オンラインショップほか。

ゲーミング環境の質向上へ製品開発

　◆湊宏司社長のコメント　Ａｃｔ Ｇａｍｉｎｇはイトーキがオフィス家具の製造で培ったノウハウが継承されているゲーミングチェアです。人間工学に基づいた製品開発力を生かした高品質・高機能なチェアをプレイヤーの皆さまにお届けできることをうれしく思います。今後ますます拡大が予想されるｅスポーツ市場においてもゲーミング環境の質を高める製品を開発してまいります。Ｄａｉｄａｒａレーベルにご期待ください。