ニュース2022.10.26
業務用家具メーカーのアダル(福岡市博多区)は、10月21日から開催されている「エル・デコデザインウォーク2022」に国産い草を用いたサスティナブル家具ブランド「Look into Nature」の新作家具を出展中。同社によると今年6月のミラノデザインウィークで発表し好評を博した製品で国内では初展示。
展示されているのは、ドイツを拠点とするデザイナー、ミハエル・ゲルドメイカー氏との共同開発によるシェーズロングやパーティション、マグネット機能付ウォールミラーなど。概要は次の通り。
◆SAKYU=自然の山並みを感じさせる雄大なシルエットが印象的なシェーズロング。製品はスタイリッシュなスチール脚と温かみのある木製脚の2種類。
◆KOZUE shelf、KOZUE mirror=小枝を想起させるウォールシェルフとミラーで、有機的な形状が壁面に自然とのつながりを表現する。
◆NAGI=KAZEと対になる「静」のたたずまいが特徴的なパーティション。日本の美意識にある水平・垂直が基調という。
エル・デコデザインウォークでは製品展示のほか、ミラノデザインウィークの出展報告や、ブランドディレクターのCANUCH木下陽介氏と、ブースデザインを担当したOld Kan浦田晶平氏をゲストスピーカーに招いて、日本の家具メーカーが海外戦略を考える上で、どのように独自性を打ち出し、どのような表現を重要視したのかなどブランディングの背景を公開している。
展示は11月2日までADAL CREATIVE PLACE TOKYO(東京都新宿区新宿5―17―5、ラウンドクロス新宿5丁目ビル)で開催中。来場は予約制。問い合わせは電話03・5155・5005。
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