ニュース2022.10.24
日本インテリア協会(永嶋元博会長)はこのほどインテリアデザインコンペ2022の受賞作品を発表した。今回の募集テーマは「○○が変わる、インテリアの力」。応募者自身が「○○」を設定し、インテリアの力で今を変えていける新しい発想の空間提案を募集。参加エントリー280点、審査対象168点の中から最優秀賞1点、優秀賞2点、奨励賞8点、入選37点が選ばれた。
最優秀賞には、合同会社4―bitの高橋慶多氏と吉田拓也氏デザインの「会社が変わる、インテリアの力」が選ばれた。この作品は、昇降式キャノピーカーテンを使ったラウンジスペースで、リラックス・集中・共創に応じる場として機能するオフィスラウンジ構築がテーマ。
作者によると「森林をイメージした空間を演出し、森林環境が人の五感を通して自律神経系に刺激を与え、自律神経機能をよいバランスへと変動させることで、新たな価値創造を促進。リラックス時には、木々をイメージしたキャノピーカーテンを下げることで落ち着いた空間に。交流時にはカーテンを上げて開放感を演出。その時の気持ちに合わせて表情を変化することができる」としている。
カーテン素材には伝統工芸品の小千谷縮を使用。ほどよい「透け感」でカーテンを閉じていても人の温もりを感じることかできるという。
このほか優秀賞には、新潟工科専門学校の濱野珠奈氏の「マンションコミュニティが変わる、インテリアの力」と、椙山女学園大学の清水栞、鶴田恵子、中嶌有那、山本蛍の4氏による「移動が変わる、インテリアの力」の2作品が選ばれた。
受賞作品は10月26日から28日まで東京ビッグサイト(東京国際展示場)東展示ホールで開かれるJAPANTEX2022会場で展示される。
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