ニュース2022.10.17
日本デザイン振興会(内藤廣会長)は2022年度のグッドデザイン賞の受賞作品1560件と、グッドデザイン・ロングライフデザイン賞の受賞21件をこのほど発表した。
今年度のグッドデザイン賞は、分野や領域を超えて人々の意志を互いに交わして、影響を与え合うことで新たな可能性を見い出していく「交意と交響」をテーマに応募を受け付け、5715件の審査対象の中から、一次・二次審査を経て1560件の受賞が決定した。
受賞対象には、独自性や提案性、審美性、完成度などに優れ、これからの時代のモデルとなるデザインとして位置付けられる「グッドデザイン・ベスト100」と、さらにその中から選ばれた特別賞「グッドデザイン金賞」20件が含まれている。
この金賞の中から最高賞のグッドデザイン大賞候補となるファイナリスト5件も発表された。大賞は11月1日にファイナリストのプレゼンテーションを経て、審査委員、受賞者らの投票により決定される。
また、長年にわたってユーザーから親しまれ支持されている商品・建築・コンテンツ・サービスなどに贈られるロングライフデザイン賞には、スツール「S―5026TK―NTムライスツール(天童木工)、トロリーワゴン「ボビーワゴン」(メトロポリタンギャラリー)、棚システム「スタンダード・エレクター・シェルフ」(エレクター)など21件が選ばれた。
これらグッドデザイン賞受賞作品は11月6日まで、東京ミッドタウン・デザインハブ(港区六本木、東京ミッドタウン5階)で開催されている「GOOD DESIGN EXHIBITION 2022」で展示されている。11時~19時、入場無料。
また全受賞デザイン作品はグッドデザイン賞WEBサイトで閲覧できる。
◇写真はグッドデザイン大賞候補のファイナリストに選ばれた5件。
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