ニュース2022.09.07
「子どもから大人まで用途に合わせることが可能。自分だけのオリジナルデスクを完成させてほしい」。くろがね工作所の2023シーズン新作は、ICT(情報通信技術)環境に対応したオフィスデスクやチェアの機能性を備え、新入学から在宅ワークまで幅広く対応した3シリーズをそろえた。いずれも同社がこれまで培ってきた学習デスクの使いやすさを継承するとともに、流行のデザインを取り入れている。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、パソコンを活用した自宅でのリモート学習や在宅ワークの動きが広がり、ICT環境は日々の暮らしに欠かせないものとなってきている。
くろがね工作所によると「在宅ワークを快適に行うツールとして、高機能オフィスチェア市場がいち早く反応した。続いてデスクなど、仕事や学習の環境改善に対しても意識が高まっている」という。
文部科学省も1人1端末と、高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備する「GIGAスクール構想」を進め、子どもたちのICT環境を整備している。
前面パネルで集中空間つくるThe Desk
デスク前面にスチール製のパネルを設け、集中しやすい作業環境をつくる「The Desk」シリーズ。パネルにマグネット収納を組み合わせることもできる。
天板下には配線収納があり、テーブルタップや配線などを奇麗に納めることが可能。天板面にあるふたから配線を取り出すことができる。
タブレットやスマートフォンの充電スタンドとして使えるタブレットステーションが付属しており、テーブルタップや充電ケーブルを収納できる。
デスク下のチェアスペースは幅58㌢と広くとられ、椅子や体の出し入れがスムーズに行える。
天板昇降機能が付いたキャビネットの下段引き出しは、縦置きA4ファイルサイズにしてスリム化している。
カラーはホワイトとブラウンの2色。書棚とLEDライトは別売り。
ハンギングでアレンジできるVinte Ⅲ
スチールと木質材を組み合わせたスタイリッシュなデザインが特徴的な「Vinte Ⅲ」シリーズ。「The Desk」シリーズと同じく、デスク前面のパネルが作業に集中しやすい環境をつくり、天板下には配線収納を備えている。デスク下のチェアスペースは62㌢と広くとられ、キャビネットもスリムに作られている。
同シリーズの大きな特徴は、前面パネルの桟(さん)に引っ掛けられるハンギングによるアレンジ力。小棚やスチール製パネル、タブレットスタンド、フックを自由に取り付けることができる。
別売りの書棚と組み合わせて天板面を広くレイアウトしたり、書棚のパネルを付け替えて利用したりすることで、ハンギングの自由度がさらに広がる。
カラーは1色。書棚とLEDライトは別売り。
Latickはラダーパネルの新発想
「Latick」シリーズは、2枚一組のラダーパネルをL字に置いて間仕切りにしたり、前面に設置したりすることによって、作業しやすい空間をつくり出す。パネルには、付属のコンセント付きタブレット台やトレーフックを取り付けられる。
デスクチェアスペースは60㌢。天板昇降付きキャビネットは、縦置きA4ファイルサイズでスリム化している。
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