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★【IFFT出展紹介 カリモク家具】国内各地の木材を活用

国産材を活用した「MAS」
「omi」チェア

 カリモク家具(愛知県東浦町)は、10月18日から東京ビッグサイトで開催される「IFFT/インテリア・ライフスタイル・リビング2021」に、国産材を使った家具シリーズと、同社が初めて建築家とのコラボレーションで実現した「カリモクケーススタディ」コレクションを出展すると発表した。
 発表によると「国産材を活用した家具」のブース(1A―32)では、同社の新コレクション「MAS」と「omi」が展示される。
 MASはプロダクトデザイナー・熊野亘氏がデザインした椅子シリーズで、共生型・循環型社会を実現するため三重県尾鷲産のヒノキをはじめ、北海道から九州まで日本各地の地域材を用いて製作されている。
 またomiは、藤森泰司氏デザインのダイニングチェアで、愛媛県今治市の小学校を改装した宿泊施設「憩の家」の食堂に設置するためにデザインされた。小径木でも対応できるデザインで、さまざまな地域材活用を目指している。
 もう一つの展示ブース(1F―26)では、建築家・芦沢啓治氏とデザインスタジオ・ノーム・アーキテクツの取り組みから生まれた家具コレクション・カリモクケーススタディが展示される。空間から考える家具を視点に、同シリーズのコンテンポラリースタイルと上質感をブース全体で表現するとしている。
 IFFTではこのほか、カリモク家具の加藤洋副社長と、芦沢啓治氏によるトークショーが20日12時30分から南会議室で催される。カリモクケーススタディが、いかにしてブランドとして成長してきたのかを両氏が語る。聴講は無料で、入場は先着100人まで。

「カリモクケーススタディ」シリーズ

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