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★「AKASE」に社名変更 アカセ木工、創業60周年機に事業変革図る

AKASE60周年記念ロゴ
マスターウォールブランドのネットサイト画像

 家具・インテリアブランド「MASTERWAL(マスターウォール)」を展開するアカセ木工(岡山県浅口郡里庄町、藤井幸治社長)は1月1日付で社名を「AKASE株式会社」に変更したと発表した。今年創業60周年を迎えるにあたり、既存の家具、インテリアに加えて住宅や建材、生活支援、環境事業ならびにライフスタイルの提案ができる住宅施設総合サービス企業への変革を果たすためとしている。
 同社では60周年記念プロジェクトとして、家具から住まいをつくる「JUGU(ジューグ)」を展開するとしている。
 同社によるとマスターウォールでは、すでにある空間に合わせて帰りたい居心地の良い場所を家具で作り、表現してきたが、家具を提案していく上で培った経験を生かし、家具を起点とした「家具から考えた家」を提案したいと考え、家具と建築を融合した暮らしを提案していく。
 このほか60周年にあたり、マスターウォールブランドのネットサイトを、インテリアを中心にさまざまなライフスタイルを発信・購入できるサイトにリニューアルした。
 これまでのオンラインショップではマスターウォール製品のみを扱ってきたが、新型コロナウイルスの影響により外出できない顧客の要望に応え、新サイトではマスターウォール製品以外の取り扱いも積極的に行っていく。
 匠工芸やインプリメンツなど他社家具メーカー製品のほか、トム・ディクソン、ラ・ボワット・コンセプトなど、ライフスタイルに関わる製品を含めて29ブランドの取り扱いを開始したとしている。
 同社は1961年、婚礼箪笥メーカー・アカセ木工所として岡山県笠岡市で創業。72年にアカセ木工として法人設立。2006年に家具・インテリアブランド「マスターウォール」を立上げた。
 現在、マスターウォールショップは国内7カ所(仙台、青山、銀座、横浜、名古屋、大阪、岡山)と、ニューヨークで展開している。
 マスターウォールブランドサイトは https://www.masterwal.jp/shop/default.aspx

ロゴマークも一新。アカセの「赤」をベースに情熱を持って顧客に対応する姿勢を表現したという
99年に発売されたダイニングテーブル「WILDWOOD」
2017年にオープンしたマスターウォール銀座本店

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