ニュース2020.11.27
世界最先端の家具デザインが集結する「ミラノサローネ国際家具見本市(ミラノサローネ)」を運営するイタリア家具工業連盟イベント会社(Federlegno Arredo Eventi Spa、略称FLA Eventi)は11月26日、2021年のミラノサローネを9月5日から10日の日程で開催することを発表した。
ミラノサローネは、今年4月の開催を予定していたが新型コロナウイルス感染拡大のため6月に延期した。しかし、感染収束の見通しがたたず今年の開催を断念、21年4月の日程を公表していた。
イタリアは、10月に入ってコロナウイルスの第2波で感染者が急増、11月13日には1日当たりの感染者数が4万人を超え、累計死者数は5万人を超えている。ミラノを州都とするロンバルディア州は11月6日から再びロックダウンが始まっている。このためFLA Eventiは、より安全を保障するため、日程調整していた。
ミラノサローネ代表のクラウディオ・ルーティ氏は「9月に開催することでパンデミックが収まるのに十分な時間を稼ぐことができ、国際レベルでデザインの再スタートの機会を提供できると信じている」とコメントしている。
21年は同見本市の60周年に当たり、特別開催年として盛り上げる。毎年開催のワークプレイス3・0、サローネ国際インテリア小物見本市、S.Project、サローネサテリテに加えて、隔年開催のエウロルーチェ(サローネ国際照明見本市)、今年開催予定だったエウロクチーナ(サローネ国際キッチン見本市)/FTK(テクノロジー・フォー・ザ・キッチン)、サローネ国際バスルーム見本市などが初めて同時開催される。
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