ニュース2020.10.06
家具、生活雑貨の企画・開発・販売を行うインテリアズ(東京都港区)はこのほど、抗菌・防臭効果のある藍染チェア「SWEEP AI(スウィープアイ)」を11月25日に発売すると発表した。同社によると、この椅子は徳島の藍染「阿波藍」で木のフレームごと染色した製品。
藍には抗菌作用、防虫、防腐、防臭など、さまざなまな効用があることから、コロナ禍において安心して心地良く使っていただけるとしている。
SWEEP AIは、無垢材から削り出された背を基に、アーム、シート、レッグ、スレッドなどのパーツを組み合わせることで、チェアからカウンタースツールまで、さまざまなタイプに展開できるシステムとして開発された木製椅子コレクション。
無垢材の質感を生かした彫刻的な背、カット面が生むコントラストのある形状など細部にこだわったディテールが特徴。カフェや図書館などの公共施設からホームユースまで、さまざまなシーンで空間をコーディネートすることが可能としている。
デザインを担当した大城健作氏(KENSAKU OSHIRO)は「今回の藍染シリーズは、日本のアイデンティティ、地域性を纏わせること、藍という自然の染料を使うことで、温もりや人間味を感じられるものにしている。コロナ禍において、さまざまな存在意義が問われているいま、クリエイターとして意義のあるプロダクトを作っていきたい。SWEEP AIは、その想いを具現化することができた椅子ではないかと思う」と語っている。
サイズは幅445×奥行き500×高さ755㍉、座面の高さ440㍉。座面はレザー、ファブリックから選べる。税抜き価格は11万9000円。
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